ガバナンス
クリプトスペルズでは、ブロックチェーンゲームのあるべき姿として、ステークホルダーの皆様と共にみんなで作り上げていくゲームを実現するため、ガバナンス投票を通してガバナンス権限のステークホルダーへの譲渡に挑戦して参ります。
カードパラメータの修正や、ミッションの内容変更など、一部の事務局に関連する事項はユーザーによる議論とガバナンス投票によって決定していきます。
このページでは、ガバナンス決定の流れ、投票ツール、ガバナンスの詳細ルールについて説明します。
ガバナンス決定の流れ
①フォーラム提案
ガバナンス提案権保有者(50,000TCGC以上を保有するユーザー)が公式Discordフォーラムに提案を投稿することで提案となります。
※同一の提案者が投票終了までに複数の提案をすることはできません。ただし事務局は複数の提案が必要な場合があるため除きます。
※法令違反となる事項以外は自由に提案が可能です。
※パラメータ調整ガイドラインに反する提案は事務局からは行いませんが、提案されたガバナンス投票が可決された場合は実施することといたします。この場合、事務局からの補填措置は行われません。
②フォーラムでの議論
議論期間はフォーラムの投稿より2週間を目安とします。
事務局からは実装の実現可否、実装工数(リリース目処)を提示
③ガバナンス提出
フォーラムでの議論終了後、該当フォーラム窓にて提案者が事務局に投票案を提出が可能となります。
④投票
投票作成日:提出から7日以内に、事務局の任意のタイミングで投票が作成されます。
投票期間:3日間(72時間)
⑤発表、実施
投票の結果可決された提案は、実施予定がdiscordで公開されます。
ガバナンス提案権
50,000 TCGC以上を保持するユーザーがガバナンス提案権を持ちます。
ガバナンス投票ツールについて
投票ツールとして、CryptoVotingを採用しています。
以下、投票ページと、Discordのコマンド入力での投票方法を紹介します。
【投票ページのご案内】
投票ページにアクセスし、以下の手順でご投票ください。
①ConnectWalletでウォレットを接続 ②投票したい内容と選択肢に応じて、Poll ID(投票ID)とChoice(選択肢番号)を入力 ③Voteを押す
【discordでコマンドによる投票を行う場合】
「!wallet」discord アカウントとウォレットを連携します。 このコマンドを入力することで、連携に必要なリンクがdiscordのDMへ届きます。 「!address」discordアカウントと連携中のウォレットアドレスを表示します。
【投票に関するコマンド】
「!vote x y」投票のためのコマンドです。xが投票IDで、yが選択肢の番号です。 「!progress x」各選択肢への投票状況を表示します。
ガバナンスの詳細ルール
1 ガバナンス投票及びガバナンス提案
⑴ このルールにおいて、ガバナンス投票とは、TCGC保有者の多数決によってクリプトスペルズの運営に関する事項を決定すること及びそのための手続をいう。 ⑵ ガバナンス提案権者(事務局及びガバナンス提案時点で50000TCGCを持つ者をいう。以下、特に断らない限りこのルールにおいて同じ。)は、クリプトスペルズの運営に関する一切の事項のうち、特定の事項についてガバナンス投票を行うことを提案することができる(以下、「ガバナンス提案」という)。 ⑶ ガバナンス投票は、事務局の指定するプラットフォームを用いて実施する。
2 ガバナンス提案の手続
⑴ ガバナンス提案権者がガバナンス提案を行おうとするときは、ガバナンス投票を行おうとする日の遅くとも2週間(以下、この期間を「議論期間」という)前までに、クリプトスペルズDiscordチャンネル「governance-forum」に、提案の表題と提案しようとする案を明示した投稿をするものとする。 ⑵ 議論期間後、ガバナンス提案権者は、ガバナンス提案の選択肢(日本語及び英語)とそれぞれの選択肢にかかる工数を明示してガバナンス投票案の提示を行う。ただし、提案の表題の趣旨に反しない限り、前項で示した案を変更することを妨げない。 ⑶ 前項の選択肢には、反対(現状維持)の選択肢を設けなければならない。 ⑷ ガバナンス投票は、投票期間を3日間として所有TCGC量による投票により行い、最も多くのTCGC投票枚数を集めた案にて可決する。ただし、可決条件については、ガバナンス提案権者は別段の条件を置くことができる。
3 緊急提案
⑴ 前条の規定にかかわらず、ガバナンス提案権者は、議論期間をおかないガバナンス提案(以下、「緊急提案」という)を行うことができる。この場合において、緊急提案を行おうとするガバナンス提案権者は、当該提案が緊急提案であることを明示しなければならない。 ⑵ 緊急提案にかかるガバナンス提案の手続は、前条の規定(第一項を除く)による。この場合において、3日間の投票期間を取ることによってその目的を達することができなくなる提案は、緊急提案によっても行うことはできない。 ⑶ 緊急提案が否決された場合、当該提案を行ったガバナンス提案権者(事務局を除く)は、事務局に対し、1000TCGCを支払わなければならない。
4 工数管理及び事務局拒否権
⑴ ガバナンス提案権者は、ガバナンス提案に際し、事務局担当者に工数を確認しなければならない。 ⑵ 事務局担当者は、前項の確認に対し、速やかに、提案にかかる必要工数を回答する。 ⑶ 事務局担当者は、ガバナンス提案の内容が次の各号に該当する場合には、提案を拒否し、またはガバナンス投票可決後であってもガバナンス投票の無効を宣言することができる。 ① 法令又は利用規約に違反する場合 ② システム上実装不可、あるいは工数上実装が困難な場合 ③ クリプトスペルズの運営に関する事項ではない場合 ④ クリプトゲームズ株式会社(事業の承継があった場合は承継先)の経営方針に明らかに反する場合 ⑷ 事務局担当者は、前項の規定に基づいてガバナンス提案を拒否し、またはガバナンス投票の無効を宣言するときは、ガバナンス提案権者に対し、当該ガバナンス提案にかかるDiscordチャンネルを用いて公に、その理由(前項各号の該当性のみならず、より具体的な理由をいう)を明らかにしなければならない。
5 提案集中の防止
ガバナンス提案をしようとするガバナンス提案権者(事務局を除く)は、第2条1項に定める投稿をしてから、当該ガバナンス提案にかかるガバナンス投票の結果が出るまで、重ねてガバナンス提案を行おうとすることができない。ただし、事務局が特別に認めた場合、またはガバナンス提案権者が当該ガバナンス提案の廃案を宣言した場合はこの限りでない。
6 実装
⑴ 事務局は、ガバナンス投票において可決された事項の実装(以下、単に「実装」という)を、実装に当てられる月次の工数の範囲で、できる限り速やかに実装する。 ⑵ 前項の実装は、可決時期の古いものから順に行う。 ⑶ 前項の規定にかかわらず、次の各号に該当する事項が可決された場合には、実装は直ちに行う(次の各号に該当する事項がなお複数あるときには、その実装は当該事項の中で可決時期の古いものから順に行う)。 ① 工数0の事項 ② 緊急提案により可決された事項 ③ 事務局提案により可決された事項で、事務局が特に早期の実装が必要と認める事項 ⑷ 事務局は、実装に当てられる月次の工数と、実装の実施予定をDiscord上に公開する。
7 改廃
このルールは、ガバナンス投票によってのみ改廃できる。
8 附則
2025年5月26日制定
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